GAZIANO&GIRLING(ガジアーノ&ガーリング)擦れて穴が開いたカカト部分をカウンターライニング修理

 

P1230440常連様よりGAZIANO&GIRLING(ガジアーノ&ガーリング)をお預りしました。

お客様はこちらのガジアーノ以外にもいつも目を見張るような靴をお持ち頂くので大変刺激をいただいています。

P1230441綺麗にまとまったパンチドキャップトゥのデザインですね。

P1230442こちらは既製靴ですが、ビスポークらしい手作業でしか表現が出来ない靴底に仕上げています。

P1230443「ハンドソーンウェルト製法」で作られており、ウエスト部もシャープに絞った仕立てです。

P1230444今回はカカト内側のライニング(裏革)の修理になります。

P1230445足との摩擦により革が擦れています。

このまま履き続けると穴になり、ライニングとアッパーの間にある「カウンター」という革の芯材に負荷が加わってしまいます。

それを事前に防ぐためにこの部分を補強します。

P1230515近い色の革でカバーした後に縫っています。

P1230516使用したのはライビング用の黒の革ですが、薄く漉いて加工しているので違和感がなく仕上がります。

P1230518トップライン(履き口)は脱ぎ履きの際に剥がれないように縫います。

元の縫い穴を1針1針拾うように縫うので、縫い穴が増えずアッパーに負荷が加わることなく修理をしています。

見た目も損ないません。

P1230517これで安心して履いて頂けますね。

ご自身の靴のカカトに穴が開いているのに気が付けばお早めに修理をお任せ頂ければと思います。

P1230519店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。

まずはお気軽にお問い合わせください。

ありがとうございます。

 

カウンターライニング(両足・短靴) ¥3,500(税抜)

納期 翌日~3日程

Gaziano&girling(ガジアーノ&ガーリング)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)