GUIDI(グイディ)バックジップブーツの擦り減ったカカトを違和感ないように粗くラバーで交換修理

 

P1240096こんにちは東です。

GUIDI(グイディ)のバックジップブーツの修理を千葉県より郵送でお預かりしました。

P1240097グイディらしいデザインと雰囲気で人気があるブーツです。

今回お預りしたブーツはアッパーが起毛のあるスエードです。

P1240099カカトにはファスナーがあります。

このファスナーはYKK社の「エクセラ」という高級ファスナーになります。

グイディの靴ではファスナーが壊れて取り替える修理が多いです。

なので当店ではエクセラのファスナーを業者から多く仕入れてストックしています。

グイディの「ファスナー交換」の修理の場合はお任せください。

P1240101今回は靴底の修理になります。

お客様は前のソール面は今のレザーで履かれたい模様なので、今回はノータッチです。

P1240102カカトは全面レザーのトップリフトになります。

全面レザーだと擦り減りも早く、滑るので今より耐久性がある仕様で「トップリフト交換」をおこないます。

P1240100分かりにくいと思いますが、擦り減りはトップリフト部分を越えて積み上げのレザーにまで達しています。

補強も含めて作業を進めさせていただきます。

P1240098元々あえて粗い感じでコバ(ソールのサイド部分)を削り、ハンドメイド感を表現して作られているので、修理の際もグイディらしさを損なわないように気を付けています。

P1240106<after>

カカトはビブラム社の5350ラバートップリフトを使用しました。

ご希望であれば元のように全面レザーのトップリフトで雰囲気があるように仕上げることも可能です。

P1240103擦り減っていた積み上げ部分は、レザーで埋めて厚みを戻しています。

なのでヒールがならず、バランスも損ないません。

P1240104黒で着色すると、修理をした感は分からないと思います。

P1240105ハンドメイド感があるように仕上げました。

P1240107これで安心して履いて頂けますね。

以前、ブログでご紹介しましたがグイディの「オールソール(靴底全体交換)」もお受けしています。

P1240108店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。

まずはお気軽にお問い合わせください。

ありがとうございます。

 

vibram ♯5350 ラバートップリフト交換 ¥2,500(税抜)

積み上げを革埋め +¥600(税抜)

納期 当日~翌日

Guidi(グイディ)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)