Heinrich Dinkelacker(ハインリッヒ ディンケラッカー)のBUDA(ブダ)を新品状態でお持ちいただきました。 何よりこの「ノルウィージャンウェルト製法」がインパクトありますね。 靴底はレザーのダブルソールになり、 この度は靴底の補強のご依頼です。 レザーソール面はそのままにつま先部のみを金属製の「luluヴィンテージスティール」を取り付けます。
ディンケラッカーのレザーソールはミッドソールまで縫い、アウトソールは接着剤のみで取り付けられています。
おそらく今後ソール交換のし易さのためかと思われます。
つま先や屈曲部に見られる化粧(真鍮釘)は装飾でもありますが、接着のみで付いているアウトソールが剥がれにくいように打たれている意味もあると思います。
ヴィンテージスティールを取り付けるにはビス留めする必要があるので、この釘は抜きます。 一番よく使用する「luluヴィンテージスティール」では化粧釘が見えてしまうので、 形状が収まる「TRIUMPH(トライアンフ)」の台型ヴィンテージスティールを使用します。 釘を抜き、レザーソールつま先をヴィンテージスティール形状にくり抜き取り付けました。 見た目も格好いいですね。 これで安心して履いていただけます。店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。
まずはお気軽にお問い合わせください。
ありがとうございます。
TRIUMPH 台型ヴィンテージスティール ¥3,500(税抜)
納期 翌日
Heinrich Dinkelacker(ハインリッヒ ディンケラッカー)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)