Heinrich Dinkelacker(ハインリッヒ ディンケラッカー)RIO(リオ)カカトのレザートップリフトを再現するように交換修理

P1270147こんにちは東です。

Heinrich Dinkelacker(ハインリッヒ ディンケラッカー)のRIO(リオ)をお預りしました。

P1270148アッパーはカーフを使用したフルブローグになります。

お客様はディンケラッカーの過去の修理ブログをご覧いただき、小金井市(東京)よりお越しくださいました。

P1270149アメリカ、イギリス、イタリアなどの靴とはまた違った印象で個人的にも好みです。

P1270150一番特徴的なのは、

P1270151レザーソールが3層の「トリプルソール」という構造です。

靴は車に例えられることが多く、ディンケラッカーは「ロールスロイス」と言われますが、私は戦車を連想してしまいます。

P1270152この度は靴底の修理でお持ち頂きました。

P1270153トップリフトの装飾も特徴的です。

擦り減って交換のタイミングですが、お客様は修理をお断りされ、再現してトップリフト交換が出来る店を探しておられた模様です。

ディンケラッカーのイメージを損なわないように進めさせていただきます。

P1270154トリプルソールということもあり、あらかじめ金属製のヴィンテージスティールが付いているモデルですが、

P1270155さすがの金属の先も薄くなっているので、これを機に交換する事となりました。

P1270165<after>

化粧(真鍮釘)の配列もしっかり再現しました。

トップリフトは「イタリアのラスター」を使用しましたが、オリジナルと同じく「レンデンバッハのラスター」を使用する事も可能です。

その際は費用も多少上がります。

P1270166ヴィンテージスティールは似たデザインの「TRIUMPH(トライアンフ)台形ヴィンテージスティール」で交換させていただきました。

P1270164違和感はなく仕上がったと思います。

P1270168これで安心して履いて頂けますね。

P1270169店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。

まずはお気軽にお問い合わせください。

ありがとうございます。

 

Italy ラスター レザートップリフト交換 ¥3,800(税抜)

TRIUMPH 台形ヴィンテージスティール ¥3,500(税抜)

納期 翌日~3日程

Heinrich Dinkelacker(ハインリッヒ ディンケラッカー)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)