Hender Scheme(エンダースキーマ)スニーカーの擦り減った靴底をオールソール交換修理

P1200973Hender Scheme(エンダースキーマ)のスニーカーをお預りしました。
P1200974エンダースキーマの靴はファッションに感度が高い方に人気がありますね。
P1200975色々なデザインがありますが、こちらはカカト部分のパーツを回すと、
P1200976靴紐部分にあたるワイヤーが締まる構造です。

お客様曰くゴルフシューズでも見られる作りらしいです。
P1200977修理するのは靴底になります。 
P1200978ビブラムのラバートップリフトと、
P1200979ラバーソールが大きく擦り減っているので「オールソール交換」でお持ち頂きました。
P1200980ウェルトとラバーソールの間にはミッドソールが挟まれてあり、「マッケイ縫い」で縫われて作られています。
P1200981ミッドソールが柔らかいラバーの材質なのでレザーウェルトとの剥がれが見られるのと、
P1200982屈曲部を中心に剥がれているので、お客様とのお話で今回はミッドソールから交換する事になりました。
P1200983エンダースキーマのブランドイメージを損なわないように修理を進めさせていただきます。
P1210095レザーウェルトと素材の相性がよく接着性に優れた「レザーミッドソール」を使用して貼りました。
P1210096ダブル(1周)マッケイ縫いで縫って本体と剥がれないように加工します。
P1210108ラバー素材のアウトソールを接着し、ヒールの高さもレザーで再現しました。
P1210107スニーカーより革靴の構造と思います。

元より少し重くなりますが、耐久性は向上します。
P1210109<after>

黒く着色して仕上げれば元と同じに見えます。

より高級感のある仕様になりました。
P1210110アウトソールはビブラム社の2055ソールを使用しています。
P1210113クリームで靴磨きをして完成です。
P1210111これでまだまだご愛用して頂けますね。
P1210112見た目の違和感もなく仕上がりました。
P1210114色々な靴のソール交換をお受けしていますが、それぞれの靴に合った方法をご提案させて頂きます。

まずはお気軽にご相談下さい。

ありがとうございます。

 

vibram ♯2055ラバー(黒) オールソール交換 ¥12,800(税抜)

レザーミッドソール交換 +¥2,500(税抜)

納期 2週間以内

Hender Scheme(エンダースキーマ)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)