HERMES(エルメス)サイドゴアブーツを重厚感があるようにオールソール交換修理

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HERMES(エルメス)のメンズ・サイドゴアブーツをお預りしました。P1150710靴底を確認すると、過去にカカトを交換し、ハーフラバーで補強している状態です。

この度は「オールソール交換」で靴底を全体作り替える修理でお預りしました。

ハーフラバーで補強しているのでソール部には特にダメージがなく、オールソールの必要性はありませんが、

P1150707 お客様はコバ周りの印象が気になっておられました。

靴の作りは「マッケイ製法」製法で、コバの出幅などもシャープに見えるように加工して作られています。

P1150709カカト周りも出幅を攻めています。P1150706ブーツということもあり、お客様のお好みの感じになるようオールソール交換をします。

P1150911使用するのは同じくレザーソールで、「マッケイ縫い」の縫い目を隠すように「ヒドゥンチャネル(伏せ縫い)」の加工を行いました。

P1150921ソールはライトブラウンカラーに染めて仕上げています。

P1150920レザートップリフトはイタリアの「ダヴテイル」を使用しました。

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気になれていたコバ周りは「レザーウェルト(押し縁)」を新しいものに交換しています。

ギザギザ模様で、元の靴底より出幅がある仕様になりました。

P1150918 ヒー周りもにも出幅があり安定感のある印象です。

P1150914少しのことで靴の見え方は大きく変わります。

P1150917「ウェルトのみの交換」は構造上不可能なので、オールソール交換でお受けして加工する流れとなります。

P1150913出来る事、出来ないことなど靴の作りによって様々ですが、お気軽にご相談下さい。

ありがとうございます。

 

Italy レザーオールソール交換 ¥13,800(税抜)

Italy ダヴテイル レザートップリフト +¥1,300(税抜)

ヒドゥンチャネル +¥2,000(税抜)

納期 2週間以内

Hermes(エルメス)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)