こんにちは東です。
J.M.WESTON(ジェイエムウエストン)ブーツの修理を都内遠方よりお持ち頂きました。
「ゴルフブーツ」になります。
ウエストンの名作ゴルフがブーツ丈になったものだと思います。
お客様は20年程前にご購入し、大変ご愛用されています。
靴底の修理のご依頼です。
ウエストン純正のラバーソールです。
靴の作りは「グッドイヤーウェルト製法」になり、ウェルトとミッドソールを縫っています。
その上にウエストンのラバーソールを接着して取り付けている構造です。
長年履かれているので過去にも接着剤が剥がれた模様で、過去に接着し直しています。
剥がれたものをしっかりと接着するのは、おそらく皆様が思われている以上に難易度が高かったりもします。
今後もストレスなく愛用していきたいとの事でしたので、お客様は「オールソール交換」をご希望されました。
ビブラム社のラバーソールに変更をし、同じように靴底を接着してソール交換をすることも可能ですが、いずれまた剥がれる可能性もあるので、ラバーソールごと縫える構造のものをお選び頂きました。
<after>
高級靴に使用されるイギリスの「リッジウェイソール」です。
元のミッドソールを残し、その上に取り付けています。
ラバーソールごと縫うので仮に数十年後、接着が弱くなっても剥がれることはありません。
カカトはもちろん「リッジウェイヒール」です。
取り外し可能なので、繰り返しカカトのみ交換が出来ます。
ウエストンの靴にはとても似合うソールと思います。
一般的なタンク型ソールと比べ、リッジウェイソールは凸凹型がソールの内に位置しています。
なので横からはほとんど見えないので、ドレス系シューズでも武骨になりすぎずに仕上がります。
これで安心して履いて頂けますね。
見た目も違和感はございません。
店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。
まずはお気軽にお問い合わせください。
ありがとうございます。
リッジウェイソール(黒)オールソール交換 ¥15,800(税抜)
納期 2週間以内