JIMMY CHOO(ジミーチュウ)ウェッジソールサンダルを脱ぎ履きがしやすいようにS字金具交換&コルクを補強修理

JIMMY CHOO(ジミーチュウ)のウェッジソールサンダルをお預かりしました。 今回は特殊な少し修理内容をご紹介します。 今年の夏は特にご相談が多いのですが、ストラップ部の脱ぎ履きの手間に関しての加工です。 毎度バックルに通す必要があるので手間暇が掛かります。

デザインが少し変わってしまいますが、スムーズに脱ぎ履き出来るように作り変えます。 続いて靴底です。

レザーソールがベースで ソール中心部はあらかじめ補強がされている構造です。 ウェッジソールは靴の前部が曲がらないため、つま先がとても擦り減りやすい靴になります。

補強はソールのつま先部までカバーされているわけではないので、今回の様につま先が擦り減ってレザーソール部がなくなり、その上のコルクまでダメージが広がっています。

こうなると完璧な修理は出来ませんが、出来るだけ違和感がないように修理をさせて頂きます。 続いてカカトのトップリフトもそろそろ交換のタイミングなので、新しくします。 これからもしっかりと履いていただけるよう 加工をさせて頂きます。 <after>

ストラップ部は「S字金具」を取り付け、 穴がある方にバックルを取り付けたままの状態にしておきます。 今後はS字金具にバックルを引っ掛けるのみのワンタッチで簡単に脱ぎ履きが出来ます。

サイズ感の調整はバックルを左右に動かしていただければ可能です。
さほど違和感はないので大変ご好評を頂いています。 靴底もしっかりと補強をしました。 地面と触れる面をしっかりと「ハーフラバー」でカバーしました。 無くなっていたつま先部は「革で埋めて」形状を戻してからハーフラバーを取り付けています。 削れていたコルクは用意したコルクで埋めて加工をしたので綺麗な状態になりました。

さほど違和感はないと思います。 コルク部の補強は少し特殊な方法と思います。

同様の方法がどんなウェッジソールの靴でもご対応が出来るわけではないのでご了承お願い致します。
カカトの「トップリフト」は新しく交換をしました。 厚みは6mmと元より少し高くなり、ゴムの素材も元より耐久性があるので 安心して履いていただけます。 早い段階でしっかりと補強をしておけば今後ストレスなくご使用していただけます。店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。

まずはお気軽にお問い合わせください。

ありがとうございます。

 

S字金具取付け(両足) ¥3,000(税抜)

vibram ハーフラバー ¥3,000(税抜)

つま先革埋め。コルク +¥600~

vibram ラバートップリフト ¥2,000(税抜)

納期 3日~1週間ほど

JIMMY CHOO(ジミーチュウ)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)