JOHN LOBBをDiniteSoleでオールソール

常連のお客様からJOHN LOBB(ジョンロブ)の修理をお持ちいただきました。

クラシックのイメージが強いジョンロブですが、お預かりした靴は「ラバーソール」「ダブルソール」「ダブルウェルト」「出し縫いのピッチ幅の広さ」「オイルドレザーのアッパー」「表ハトメ加工」など内羽デザインながらカジュアルな印象で作られています。

P1030439 今回は【オールソール】で修理します。

「キング・オブ・シューズ」と呼ばれるだけあり、ジョンロブはオールソールで靴を分解してみると「使用している素材」「見えないところの丁寧な作り」など感心することが多いです。

既成靴の金メダル候補ではないでしょうか?

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トップリフトは交換していますが、ソールはJOHN LOBBのオリジナルです。P1030489<after>

出来るだけイメージが近いソールということで、同じイギリスのDinite sole(ダイナイトソール)の茶色を使用して【オールソール】しました。 P1030442 <before>

横から見た感じです。P1030488<after>

コバもしっかり整え、靴磨きをしています。 P1030440 <before>

ライニング(裏革)のカカト部分に穴が開いてきているので修理します。P1030487 <after>

【カウンターライニング】で修理しました。使用していくと革の色合いも周りと馴染んでいきます。P1030486ありがとうございます。

 

Dinite sole オールソール ¥14,800(税抜)

カウンターライニング ¥3,500(税抜)

納期 2週間ほど

John Lobb(ジョンロブ)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)