JOHN LOBB(ジョンロブ)チャッカブーツKENT(ケント)の靴底をビブラム2070ラバーソールでオールソール交換修理&カウンターライニング補強

P1370187JOHN LOBB(ジョンロブ)のチャッカブーツ「KENT(ケント)」をお預りしました。

P1370189おそらく今は製造されていないモデルと思いますが、カジュアルな印象がいい感じです。

P1370190靴底はジョンロブ純正のラバーソールになります。

P1370191古い靴なので接着剤が劣化して広範囲で剥がれていました。

この場合「接着」をし直すことも可能ですが、いずれまた剥がれてくる可能性もあるので、お客様もこれを機に「オールソール交換」をご希望されていました。

ジョンロブ純正ソールはありませんが、出来るだけ近いイメージのものを使用します。

P1370192続いてブーツのライニング(裏革)のカカトあたりですが、

P1370193擦れにより穴が開いています。

穴が広がると中の「カウンター」という芯にも負荷が掛かって割れてしまいます。

見た目だけでなく履き心地も損なうので補強をします。

P1370367<after>

「カウンターライニング」という修理メニューで補強しました。

ライニング用の革を接着と縫いであててカバーします。

ブーツの場合は構造によりますが、めくれてこないように今回の様に上まで革をあてる方法が多くなります。

P1370366さほど違和感はないと思います。

P1370369靴底は「ビブラム2070」のラバーソールを使用しました。

耐久性のあるラバーソールです。

元と同じく接着剤のみで取り付けるラバーソールです。

P1370370カカトは一体型になります。

P1370368元と近いデザインの2070ソールを使用させていただきましたが、他にも「ダイナイトソール」「リッジウェイソール」なども使用可能です。

P1370371「オールソール交換」でお受けした場合は「靴磨き」はサービスしてお渡ししています。

P1370372これで安心してP1370373履いて頂けますね。

P1370374店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。

まずはお気軽にお問い合わせ下さい。

ありがとうございます。

 

vibram ♯2070ソール オールソール交換 ¥12,800(税抜)

カウンターライニング(ブーツ・両足) ¥5,000(税抜)

納期 2週間程

John Lobb(ジョンロブ)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)