JOHN LOBB(ジョンロブ)チャペルの穴が開いた靴底をレザーオールソール交換修理

P1410939 JOHN LOBB(ジョンロブ)のチャペルをお預かりしました。P1410940 偶然にも最近ジョンロブの修理はこのダブルモンクのチャペルが続いています。

個人的にも好きなデザインです。P1410941 状態を確認すると、レザーソールのつま先部が擦り減り、P1410942 若干ウェルトにも達しています。
P1410943 過去にオールソール交換をされている痕跡が見られますが、P1410944 ソールに穴が開いているので、再度オールソール交換をさせていただきます。

「グッドイヤーウェルト製法」の靴はソール交換が出来る前提で作られている非常に合理的な構造です。

グッドイヤーウェルト製法の手製型は「ハンドソーンウェルト製法」になりますが、200年前?程も前にこれほど理にかなった靴作りが生み出されたことに、驚きを感じます。

ちなみに今年はベートーベンの生誕200年ですが、同様に歴史に残るものを残している先人を尊敬です。
P1420182 <after>

お客様ご要望の仕様で「オールソール交換」させて頂きました。P1420183 イタリア製のレザーソールを縫い目が見える「オープンチャネル」で加工し、P1420184 今後はつま先が擦り減らないように、この時点で金属製の「luluヴィンテージスティール」を取り付けました。P1420185 カカトは滑るにくいように、ビブラム社の全面ラバーを使用しています。P1420186 元を再現するようにソール交換も可能ですが、全てのお客様にとってそれがベストとは限らないので、良い方法をご提案させていただければと思います。P1420187店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。

まずはお気軽にお問い合わせください。

ありがとうございます。

 

Italy レザーオールソール交換 ¥13,800(税抜)

lulu ヴィンテージスティール ¥3,000(税抜)

納期 2週間以内

John Lobb(ジョンロブ)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)