LEVER(リーバー)サイドジップブーツの靴底カカト部分を金属製ヴィンテージヒールスティールに交換修理

P1390853LEVER(リーバー)のブーツをお預かりしました。

P1390856JOHN LOBB(ジョンロブ)で靴製作に関わっていた方が、帰国後に立ち上げたブランドの模様です。

P1390854品格があるブーツで、

P1390855内側にファスナーがあるジップブーツになります。

P1390857靴底はレザーソールで

P1390858過去に「ハーフラバー&ヴィンテージスティール」でソール面を補強されています。

P1390859トップリフトはレザー&ラバーの「ラスター」になり、交換には少し早いタイミングですが、お客様お好みの仕様に変更させていただく事となりました。

P1390860お客様のご希望は「lulu ヴィンテージヒールスティール」です。

よくつま先に使用するluluヴィンテージスティールと似ていますが、こちらは厚みがあり、ヒール用となります。

つま先のヴィンテージスティールは減りの早いつま先部を守るためとしてパフォーマンスが高いですが、カカト金属スティールは滑り過ぎるので、基本お断りさせていただいています。

ただ、滑りすぎる&床を傷つけ過ぎるデメリットをご了承いただいたうえで、強いご要望がある場合はヒールスティールをお受けさせていただいています。

元々、カカトに金属スティールが付いているのはTOMBROWNE(トムブラウン)を思い浮かべます。

P1390861一番下のトップリフトを外し、加工を進めます。

P1390863用意したレザーを取り付け、

P1390864地面と触れる部分にヒールスティールを取り付けています。

P1390866その後、レザー部分をソールに合わせて黒く染めて完成です。

見た目は格好いいですが、フィギュアスケートのように滑らないようお気をつけていただければと思います。

P1390867この「lulu ヴィンテージヒールスティール」は製造中止になっています。

残り3足分ありますが、オーダーと修理分で全て取り置きになっているのでご了承お願い致します。

当面はデザインは変わりますが、国産のヒールスティールのもので代用するようになります。

P1390868お客様には大変喜んでいただけました。

P1390869もちろん今後、「レザー&ラバー」「全面ラバー」のトップリフトに戻すことは可能なので、その際はお任せいただければと思います。

P1390870ヴィンテージヒールスティールはデメリットをご了承いただいたうえでお受けさせていただいています。

まずはお気軽にお問い合わせください。

ありがとうございます。

 

レザートップリフト&luluヴィンテージヒールスティール交換 ¥6,000(税抜)

納期 3日~1週間程

Lever(リーバー)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)