LOUIS VUITTON(ルイヴィトン)メンズサンダルの加水分解で劣化して割れた靴底をオールソール交換修理

P1480106 LOUIS VUITTON(ルイヴィトン)のメンズサンダルをお預かりしました。P1480107 アッパーの状態は良好ですが、P1480108 靴底を確認すると屈曲部で割れている状態でした。P1480109 靴底の素材はウレタンなので早かれ遅かれ、いずれはこのように「加水分解」による経年劣化でこうなってしまいます。

このままでは履けないのでウレタン部分を全て除去し、「オールソール交換」をする必要があります。
P1480110 ここで問題なのはソールが変わってしまう点です。

「ウレタン」は工場での量産で使用される素材なので修理店では使用が出来ません。

今回のサンダルの場合は「スポンジ」か「ラバー(ゴム)」で作り変えることとなります。P1480111 素材にはそれぞれメリット、デメリットがあります。

「スポンジ」は軽量感がメリットですが、擦り減りの早さは他素材より早い傾向があります。

「ラバー」は耐久性はありますが、重くなります。P1480112 今回のウレタンソールはある程度厚みがあるので、どちらの素材を使用するか悩みましたが、お客様は耐久性をお求めだったので、
P1480174 <after>

ラバーソールをお選びいただきました。P1480175 イタリアの「SVIGソール」です。

耐久性、見た目共に個人的にオススメです。P1480176 厚みは6mmになります。

元のソールの厚みをラバーで再現すると靴が重くなりすぎ、屈曲性が無くなってしまいます。

なので元よりソールは薄くなりますが、耐久性、グリップ力を重視して修理をさせていただきました。P1480177 カカト部のソールの反り上げりは沿わせて加工をしています。P1480178 デザインは変わりましたが違和感がなく仕上がりました。
P1480179 お客様にも大変喜んでいただけました。P1480180 今後は劣化する心配なく履いていただけます。P1480181店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。

まずはお気軽にお問い合わせください。

ありがとうございます。

 

SVIGソール(黒)オールソール交換 ¥8,800(税抜)

納期 1~2週間ほど

Louis Vuitton(ルイヴィトン)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)