Maison Margiela(メゾンマルジェラ)メンズの足袋ブーツの穴が開いた靴底をオールソール交換修理

P1400949 MaisonMargiela(メゾンマルジェラ)のメンズの足袋ブーツを埼玉県よりお持ちいただきました。P1400950 今回はダメージが大きい状態ですが、過去に同じようにレディースの足袋ブーツを修理をしたことがあるので、そのブログをご覧いただき、お越しくださいました。P1400951 靴底を確認すると、P1400952 レザーソール中心部が擦り減って穴が開いています。

穴は中底を貫通しているので、履くと靴下が地面と擦れる状態になります。

この場合、「オールソール交換」でレザーソール自体を新しく交換をしますが、穴は出来るだけ補強をします。P1400953 ヒールを確認すると、先端のラバーが無くなり、プラスティックが大きく擦り減っています。P1400954 後ろから確認するとバランスが崩れており、P1400955 お客様も歩行時に転んだとの事で、修理をご決断されたとの事です。P1400956 今後しっかり履いていただけるよう修理を進めさせていただきます。P1410151 元のソール、ヒールを取り外し、新しく用意したレザーソールを取り付けました。P1410152 もちろん足袋形状に加工をしています。

今後は擦り減らないように「ハーフラバー」を貼っています。P1410185 そして円柱のヒールを取り付け直します。P1410187 先端のラバーは耐久性のあるビブラム社のものを使用しています。P1410188 傾いていた靴のバランスも元に戻りました。P1410189 本来、ヒールは新しい素材で作り変えるのが理想ですが、この円柱の形状は作れないので、元のヒールを再利用し、レザーを接着と釘で固定しながら元の高さに戻しました。

ベストな方法ではありませんが、擦り減り過ぎた状態には現段階ではこれが良いかと考えています。
P1410190 底周りが完成したのでP1410191 黒く着色して仕上げなおすと違和感はなく仕上がります。P1410192 これで安心して履いていただけますね。

ソール、ヒール共に擦り減り過ぎる前に修理をすると、良い状態をキープして長くご愛用していただけます。
P1410193店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。

まずはお気軽にお問い合わせください。

ありがとうございます。

 

Italy レザーオールソール交換 ¥13,800(税抜)

FILIPS ハーフラバー ¥3,000(税抜)

ヒールが擦り減り過ぎている場合は少しプラス料金が掛かります。

納期 2~3週間ほど

Maison Margiela(メゾンマルジェラ)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)