MIHAMA(ミハマ)パンプスの加水分解でボロボロ劣化したインソール(中敷き)をタグを残すように中敷き交換修理

P1280204こんにちは東です。

神奈川県より郵送でパンプスを2足お預りしました。

P1280206横浜の「MIHAMA(ミハマ)」になります。

たまに修理でお預りしています。

P1280207靴を確認すると、ご購入されてからまださほど履かれていない状態です。

ですが長年ご自宅で眠っていたのだと思います。

P1280210黒のパンプスは

P1280211中敷きがボロボロに崩れている状態でした。

原因は、アッパー(靴の表革)は革を使用していますが、中敷きは「合成皮革」で作られています。

合成皮革のウレタン塗装が「加水分解」による経年劣化でこのようになってしまいました。

P1280208黒のローファーも、

P1280209同じく中敷きが合成皮革で劣化しており、ベタツキがある状態です。

P1280212このままでは履けないので、靴から中敷きを取り外し、新しく中敷きを作ります。

P1280213タグは生地なので劣化しない素材です。

ブランドイメージであるタグは残します。

P1280214<after>

近い色の革から同じ形状の中敷きを作りました。

素材は革を使用しているので、今後は劣化することなく履いて頂けます。

また、革は呼吸をしているので合成皮革のように足が蒸れる心配はありません。

革はしっかり汗を吸収してくれるので臭いの心配もなく履いて頂けます。

P1280215タグは元と同じように縫って取り付けるので剥がれません。

今後も繰り返し中敷き交換が出来るのでお任せ頂ければと思います。

P1280244中敷きが新しくなると靴の印象も大きく変わります。

お客様からも喜びのご連絡をいただきました。

P1280246店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。

まずはお気軽にお問い合わせください。

ありがとうございます。

 

中敷き交換(革) ¥2,000(税抜)

ブランドタグ残し +¥1,000(税抜)

納期 翌日~3日程

Mihama(ミハマ)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)