new balance(ニューバランス)576の劣化したヒール部分を作り変える特殊修理

new balance(ニューバランス)のスニーカーをお持ちくださいました 今回は576です。

576のスニーカーは、ほぼ今回ご紹介する修理内容となります。 靴自体まだ履かれていない新品で、綺麗な状態になりますが、ご購入されてからずっと保管をされていたとの事です。 ヒール部分のウレタン素材が「加水分解」による経年劣化で割れています。 靴を履いていなくてもウレタンの特徴上、早かれ遅かれこのようになってしまいます。

復元は不可能なのでイメージを損なわないようにパーツの作り変えをします。 表面上分かりませんが、この部分が劣化していると、ソール全体の接着剤が劣化しておりソール全体がパリッと手で簡単に剥がれてしまいます。

なので、今回の「カカト部分の作り変え」に加え、「ソール全体の接着し直し」はセットの修理になります。 他に、「N」周りに見られる白の部分は表面がウレタン塗装で加工されています。

なのでこの白部分もボロボロ表面塗装が落ちてきていますが、この部分は修復できないのでご了承お願い致します。 出来るだけ違和感がないよう <after>

カカトパーツは革で作り変えました。
レザーなので今後劣化する心配なく履いていただけます。 レザーにステッチを入れて加工をしましたが、このステッチはダミーで靴本体とは縫えない箇所なので、接着のみで取り付けています。

なので今後靴の脱ぎ履きの際などで、引っ掛けたりするとレザーがめくれてくる可能性があるのでお気をつけていただければと思います。
ソール全体も接着し直し安心して履いていただけます。店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。

まずはお気軽にお問い合わせください。

ありがとうございます。

 

・576 レザー部分の作り変え ¥3,500(税抜)

・ソール全体接着 ¥3,000(税抜)

納期 2週間ほど

new balance(ニューバランス)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)