PADMORE&BARNES(パドモア&バーンス)2足を都内遠方よりお持ちくださいました。 たまに修理をお預かりするブランドですが、アイルランドのメーカーになります。
今回の2足はもう随分前にご購入をされた靴らしく、ここ数年は長くご自宅で保管をされていた模様です。 これからまた履きたいと思われ、この度は修理をお持ちくださいました。 靴底は生ゴム素材の「クレープソール」になります。 表面が劣化でベトベトしているので「オールソール交換」で靴底全体を作り変えます。 ただClarks(クラークス)とは違い、サイドカバーのクレープ素材がアッパーとコバに接着している構造になります。 サイドカバー部分も含めて 作り変えます。
もう1足は色違いの黒のスエードブーツです。 こちらもソールが劣化しているのでオールソール交換をします。 こちらも黄色系のクレープソールですが、 お客様のご要望で、アッパーに合わせた色で交換することとなりました。 <after>
クレープソールでオールソール交換の完成です。 厚みの薄いクレープソールをサイドカバーで巻いています。 元を再現するのであればソールを形成してからサイドカバーを巻くのですが、歩行時に引っ掛かりめくれてくるのが嫌なので、サイドカバーを巻いてからソールをと受ける方法に変更をさせていただきました。 違和感はないと思います。 これで安心して履いていただけます。 もう1足はアッパーに合わせ、「黒のクレープソール」を使用しました。 先程と同様の修理です。 真っ黒だと引き締まった印象になりますね。 これで気分新たに 履いていただけます。
店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。
まずはお気軽にお問い合わせください。
ありがとうございます。
クレープソール オールソール交換 ¥12,800(税抜)
納期 2~3週間ほど
Padmore&barnes(パドモア&バーンズ)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)