Salvatore Ferragamo(サルバトーレフェラガモ)ドライビングジューズの劣化したウレタンソールをオールソール交換修理

P1200242
Salvatore Ferragamo(サルバトーレ フェラガモ)のローファーを千葉県よりお持ち頂きました。

P1200243

こちらはドライビングシューズになります。

フェラガモのドライビングジューズは修理でお預りする機会が多く、今回ご紹介する内容でよく修理をさせていただいています。

P1200244靴底は一体型ソールになります。

一体型ソールはウレタン素材で作られています。

ウレタン素材のメリットは「特殊な凸凹型の形状の表現」「地面との摩擦に強い耐久性」「大量生産型」などが挙げられますが、

P1200245デメリットはこのようにいずれ「加水分解」による経年劣化で崩れてしまう点になります。

P1200246そうなると劣化は進行する一方で、靴は履ける状態ではないので「オールソール交換」でウレタン部分を全て取りはずし、新しいソールに作り変える必要があります。

P1200248ただウレタン素材は靴工場での大量生産型の作り方なので、修理では使用が出来ません。

P1200247ウレタンソール特有の特殊な形状の再現も出来ませんが、出来るだけ靴のイメージを損なわないように修理を進めさせていただきます。

P1200873<after>

使用したのは「ビブラム2303ソール」の黒になります。

P1200874デッキシューズのソール交換にも使用されるソールですが、若干ヒールの高さがあるので当店ではソール交換でよく使用させて頂いています。

P1200875デザインは変わりましたが靴のイメージは損なっていないと思います。

P1200877上まで巻いてた部分は代わりに革をあててからソールを取り付けます。

P1200876「オールソール交換」に使用した素材はラバー(ゴム)なので今後は劣化する心配がなく履いて頂けます。

また繰り返し修理も可能です。

P1200878店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。

お気軽にお問い合わせください。

ありがとうございます。

 

vibram ♯2303ソール(黒)オールソール交換 ¥12,800(税抜)

納期 2週間以内

Salvatore Ferragamo(サルバトーレ フェラガモ)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)