santoni マッケイ製法のレザーオールソール交換

P1060026santoni(サントーニ)の修理をお預かりしました。P1060027イタリアの靴らしいあまり見ない特徴あるデザインですが、ストレートチップ、ウィングチップでもなく、V字です。P1060028靴底の修理でお持ち頂きました。

靴の作りはイタリアの靴で多い「マッケイ製法」になります。

足が直接あたる「中底」と靴底の「本底」を直接ダイレクトに縫う製法です。

靴の返りが良いのと、コバの出幅、厚みなどをシャープに加工出来るのがメリットです。P1060029レザーソールが薄くなり、穴が開いているので「オールソール」で靴底を全体作り替えます。P1060133お預かりした靴はウェルトがないタイプで、あらかじめ元の形を再現するようにしっかり作ってからオールソールを行います。

縫い目を見せる「オープンチャネル」でさせていただきました。P1060138ヒールを取り付け、レザー部分を染めて完成です。

ウエストはインサイド、アウトサイド共にだいぶ絞っています。P1060139ソール部は一周丸コバです。P1060137一言に「オールソール」といっても、靴メーカーによって作り方は様々なので、靴の修理は様々な技術、経験、応用力が求められると思います。

それらをフル活用して丁寧に作業をさせていただきますので安心してお任せください。

遠方にお住いの場合は郵送での修理もお受けしているのでお気軽にご相談下さい。

ありがとうございます。

 

Italy レザーオールソール ¥13,800(税抜)

Italy ラスタートップリフト +¥1,300(税抜)

納期 2週間以内

Santoni(サントーニ)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)