TOGA(トーガ)メンズシューズの擦り減った靴底を縫い直しも含めてしっかりと補強修理

TOGA(トーガ)のメンズシューズを都内遠方よりお持ちくださいました。 靴底の修理のご依頼です。

靴底全体をしっかりと修理させていただきます。 まずはカカトです。

トップリフト部分を超え、積み上げ部と金具部分まで深く擦り減っています。

修理では金具の修復は不可能ですが、積み上げ部分を「革で埋めて」厚みを戻し、新しいカカトを取り付け、 靴のバランスを戻します。 レザーソール面はそのままの状態で履かれているので擦り減りが見られ、 特につま先部の消耗が大きいです。

こちらも「革で埋めて」厚みを戻すのですが、
「セメンテッド製法」という接着剤のみで靴底を取り付けている構造なので、今後またソールが剥がれるリスクもあります。 なので補強に加え、「マッケイ縫い」で靴底と靴本体を縫い、以前のように大きく剥がれないように加工をしました。 ヒール部の厚みも戻している段階です。 <after>

修理の完成です。 上から「ハーフラバー」で補強をしました

これでレザーソール面と縫い糸地面と擦れず耐久性は飛躍的に向上をしました。 カカトは耐久性のある「ビブラム5350リフト」です。 「靴磨き」でメンテナンスをし、アッパーの表情も良くなりました。 これで 安心して 履いていただけます。店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。

まずはお気軽にお問い合わせください。

ありがとうございます。

 

2022年8月より価格改定になりました

・靴磨き ¥1,000(税抜)

・FILIPS ハーフラバー(メンズ・黒) ¥3,300(税抜)

・縫い直し +¥2,000(税抜)

・vibram ♯5350ラバートップリフト交換 ¥3,300(税抜)

・カカト革埋め +¥600(税抜)

納期 2週間ほど

TOGA(トーガ)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)