TORY BURCH(トリーバーチ)ジュート素材のエスパドリーユの割れた靴底をオールソール交換で作り替える修理

P1270335こんにちは東です。

TORY BURCH(トリーバーチ)のエスパドリーユを千葉県より郵送でお預りしました。

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HPより修理が可能か、お問い合わせをいただいた後、お預りした流れです。

この時期はジュートサンダルの修理依頼は増えています。

またエスパドリーユは特殊な構造なので、修理が難しいケースもしばしばあります。

P1270337こちらは生地ベースのアッパーに、

P1270339ジュート(麻)で編まれています。

ジュートの靴は通常の紳士靴、パンプスなどとも構造は異なります。

夏の時期に活躍できるリゾートシューズですね。

P1270340靴底は一体型ソールで、

P1270341つま先部が剥がれていますが、

P1270342ソールの屈曲部は横に割れていました。

この状態になると部分的修理では難しいので、「オールソール交換」で靴底全体を作り替えさせていただきます。

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見た目にもさほど違和感がないソールを使用しました。

P1270350「合成クレープソール」の濃アメ色です。

弾力性があるラバーソールなので、エスパドリーユ特有の返りの良さも損なわれないと思います。

P1270351厚みも数段階ありますが、一番薄い4mm厚のものを使用しています。

P1270352ジュートは接着剤が付きにくく柔らかい素材なので、修理の難しさがあります。

時間を掛けてしっかりとラバーソールを取り付けました。

P1270353これで安心して履いて頂けますね。

P1270354エスパドリーユは特殊な構造で、ブランドによりデザインも異なることもあります。

郵送の修理をご希望の場合は、画像を送って頂ければ修理費用、仕上がり具合を明確にお伝えしやすいので嬉しく思います。

P1270355店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。

まずはお気軽にお問い合わせください。

ありがとうございます。

 

合成クレープソール(濃アメ・4mm厚) ¥7,800(税抜)

納期 3日~2週間以内
※材料の入荷状況による

Tory Burch(トリーバーチ)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)