VALENTINO(ヴァレンティノ)スタッズサンダルの引っ掛けたエナメルヒールの巻革交換修理

P1130552VALENTINO(ヴェレンティノ)のスタッズサンダルをお預かりしました。

ご紹介する修理内容は以前に書いたブログとほぼ同じになりますが、お客様はそれをご覧になって江東区よりお越しくださいました。P1130553 カラーは「ピンクベージュ」で、よくお預りしているヴァレンティノよりヒールが低めのタイプです。  P1130554靴底はレザーソール(革底)のまま履かれておられ、

P1130555このまま履かれるとつま先部が特に擦り減ります。

レザーソールのつま先は厚みが薄いので、ダメージがアッパーにまで広がってしまいます。

今の段階でしっかり補強させていただきます。

P1130556カカトのピンリフトから鉄芯が見えていますが、

P1130557今回の一番気にされていた箇所はヒール部分になります。

P1130558このように巻革がめくれていると、引っ張って接着をしますが、特にエナメルレザーは革が破れた痕跡が残りやすいです。

気になる場合はヒール周りの革全体を交換する「巻革交換」の修理方法になります。

P1130559問題は修理方法ではなく、修理に使用する革の入手になります。

同じ色のエナメルレザーを見つけるのはほぼ不可能です。

ほんの少しでも色合いが違うと違和感はあります。

P1130560このスタッズサンダルはスタッズが付属している部分の革はスムーズレザーを使用されています。

なので靴は同色のスムーズレザー&エナメルレザーのコンビで作られています。

同色のスムースレザーの入手は可能なので、お客様が問題なければヒール周りの革をスムーズレザーで巻革交換させていただきます。

P1130864<after>

一度ヒールを本体から取り外し、準備した同色のスムーズレザーで「巻革交換」をしました。P1130865「巻革交換」の修理をした場合は先端のピンリフトも新しくなります。

当店で使用しているピンリフトはイタリア製の音がしなく、耐久性に優れた高級リフトです。P1130867

ヒール周りは完ぺきとは言えませんが、だいぶ違和感なく仕上がったと思います。

スムーズレザーなので、エナメルレザーのような光沢はない点はご了承下さい。

P1130866レザーソールの地面との接地面は「ハーフラバー補強」したので靴にダメージが加わることなく履いて頂けます。P1130868全てのヴァレンティノの靴に同じ修理内容が出来るとは限りませんが、まずはお気軽にご相談下さい。

ありがとうございます。

巻革交換(スムースレザー) ¥4,000(税抜)

納期 3日~2週間ほど(革の入荷次第で変わる)

Valentino(ヴァレンティノ)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)