YUKETEN(ユケテン)のモカシンシューズをお預かりしました。
ユケテンはカジュアルなファッションシューズブランドなので、色々なデザインの靴があります。
今回は今はないアメリカの靴メーカー「ARROW MOCCASIN(アローモカシン)」とそっくりな靴です。 ユケテンの外注でアローモカシン製かもしれませんね。
伝統的なモカシンシューズの構造で、
靴底がなく、アッパーから靴底まで同じ肉厚のオイルドレザーで手縫いで仕立てられている構造です。
雰囲気はありますが、日常の路上履きには向いていないので
この度は靴底を作るご依頼をいただきました。
靴底の種類の選択肢は多くありますが、お客様と店頭にあるソールサンプルを見て打ち合わせさせていただきました。
他に事例を見られたい場合、当店の「過去のアローモカシンの修理事例ブログ」をご覧いただければと思います。 まず靴底に「ラバーミッドソール」の茶を仮止めし、
靴本体と「マッケイ縫い」で縫って
土台を作った後、
<after>
アウトソールを接着して完成です。
お選びいただいたのは軽量感があるスポンジ素材の「ビブラム2060ソール」の茶です。
ソールが付くことで靴らしくなります。
モカシンシューズの場合、「黄色のクレープソール」をお選びいただくケースも多いです。 ミッドソールを残し、今後はアウトソールを繰り返し交換が可能です。
少しヒールがあるソールをお選びいただいたので、少しバランスが変わる点はご了承お願い致します。
見た目だけでなく履き心地も変わり、これで心地よく履いていただけます。
店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。
まずはお気軽にお問い合わせください。
ありがとうございます。
US vibram ♯2060ソール(茶)オールソール交換 ¥10,800(税抜)
US vibram ラバーミッドソール(茶) +¥2,000(税抜)
納期 2週間ほど