こんにちは、aestasの石川です。
最近は木型制作と仮縫いばかりで、久しぶりの投稿となりました。
今年は例年になく寒暖差が激しいので、衣替えが難しいですね。
さて、今回は内羽根のストレートチップを納品しました。
黒のストレートチップはビジネスシーンには欠かせないデザインですね。
ストレートチップは外羽根と合わせて最も作る機会の多いものでもあります。
形が崩れないようにつま先部分に芯材が入っているのですが、今ほど保形剤が発達していない頃にプレーントゥのつま先にもう一枚革をつり込み強度を高めていたのがデザインの発祥と言われています。
靴の顔ともいえるつま先部分にシワが入っていてはどんなに高級な革を使用して仕立てた靴でも見劣りしてしまいますからね。
現在では切り返し部分で革を継いで作るのが主流です。今でも受け継がれているデザインの起源を辿ると、機能性を高めるための一工夫であったことがわかり大変興味が湧きます。
今回は症状はありませんが、最近の日本人は踵の骨が内側に倒れ込み足首から下が回内した外反偏平足ぎみの方が大変多く見受けられます。
歩いている姿を後ろから見ると顕著で、靴のヒール部の内側が擦り減っている方はかなり悪化させてしまっています。
脱いだ靴を真上から見たときに履き口が内側に大きく開いてしまっている方も同様です。
aestasでは、踵の倒れをこれ以上進行させないよう真っすぐに靴に納まるように木型の底面からアプローチしています。
踵骨が正しい角度に戻れば、垂下して内足に出っ張った舟状骨も正しい位置に戻りやすくなり、靴の変形も少なくて済みます。
何より体重を真っすぐに支えて立てるようになるので、歩行もスムーズに、きっと今までよりも姿勢が良く見えるはずです。
外反偏平足に限らず足に何らかのトラブルを持つ方は男性女性に関わらず非常に多いです。
その症状のほとんどが靴によるものが多いため、気になる方はお気軽にご相談下さい。
革靴でレザーソールばかり作っていますが、クレープやスポンジのソールなどもご対応出来ます。
革のアレルギーをお持ちの方には革以外の素材でお作りすることもできます。
まずはご相談下さい。
今回のソールはレザーソールにハーフラバーを貼りました。
ヒールもゴムで濡れた地面でもスリップせずに歩けます。
【今回の靴】
内羽根ストレートチップ
マッケイ製法
革・・・カーフ
ソール・・・レザーソール+ハーフラバー
※初回は別途木型制作代として¥50,000-頂戴致します(仮縫い代込み)。