GEORGE COX(ジョージコックス)のラバーソールをお持ちくださいました。
ベージュスエードの靴になり 靴底の修理のご依頼です。
お馴染みの生ゴム素材の「クレープソール」になりますが、
日が当たる個所で保管をしていた模様で、生ゴムが部分的に劣化しているので「オールソール交換」のご依頼です。
イギリスのジョージコックスは有名ドレスシューズメーカーと同じく「グッドイヤーウェルト製法」で作られています。
なので修理はまだし易い構造です。 お客様は靴に重さを感じ、これを機に別ソールへの「カスタム」をご希望されました。 仕上がりのイメージも明確にお持ちだったので お客様好みに加工をさせて頂きます。 途中まで分解した画像です。
グッドイヤーウェルト製法でウェルトまで取り付けられ、その下は白のスポンジを貼り付けています。
その周りと下にクレープを接着している構造です。 その下部を除去すると 見慣れたグッドイヤーウェルト製法の構造です。
<after>
アウトソールにお選びいただいたのは「ビブラム2021ソール」のベージュです。 スポンジ素材なので軽量感がある仕上がりとなります。 「3mm厚のアメ色のラバーミッドソール」をウェルトと縫った後、2021ソールを接着しています。 ボリュームはありますが、軽量感がある仕上がりです。
違和感はなくいい雰囲気と思います。 これで気分新たに履いていただけます。店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。
まずはお気軽にお問い合わせください。
ありがとうございます。
・vibram ♯2021ソール(ベージュ)オールソール交換 ¥12,800(税抜)
・vibram ラバーミッドソール(アメ) +¥2,000(税抜)
納期 2週間ほど