JUTTA NEUMANN(ユッタニューマン)レザーサンダル「シモーネ」の裂けたアッパーを作り変える修理

P1500366 JUTTA NEUMANN(ユッタニューマン)のレザーサンダル「シモーネ」を神奈川県よりお持ちくださいました。P1500367 ユッタニューマンの修理は毎年夏場に殺到しています。

一番多いのは「ビリュケンソール」での「オールソール交換」のみですが、昨年からアッパーの修理の割合も多くなっています。P1500368 意外と多い状態になるのですが、P1500369 アッパーが裂けていました。P1500370 革は一度裂け目が入ると強度がだいぶ落ちます。

サンダルでは特に負荷がこの部分に集中するので、応急的な修理ではもたない状態になります。

なので、「アッパー」を作り変える必要があります。

当店ではユッタニューマンの修理が多いので、黒色であれば近い雰囲気で、同じくらいの肉厚の革を用意しています。

なのでさほど違和感がなくアッパーが作り変えれます。P1500371 ですがアッパーの作り変えでは一度靴を分解するので「オールソール交換」も一緒にすることとなります。

なお、元に使用しているソールの再利用は出来ません。P1500401 <after>

アッパーの作り変えの完成です。P1500402 均等性を持たせるため、基本、左右両足を作り変えます。P1500403 靴底は純正と同じ「ビリュケンソール」を使用しました。

これで安心して履いていただけます。

アッパーの革が雨などに濡れて乾燥をすれば、今後また避けるリスクが高まるので、定期的にクリームで保革していただければと思います。P1500404店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。

まずはお気軽にお問い合わせください。

ありがとうございます。

 

アッパーの作り変え(シモーネ両足甲部分) ¥5,000(税抜)

ビリュケンソール オールソール交換 ¥8,800(税抜)

納期 1~2週間ほど

Jutta Neumann(ユッタニューマン)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)