JUTTA NEUMANN ユッタニューマンのアッパー作り替え&ビリュケンソールでオールソール

P1070094JUTTA NEUMANN(ユッタニューマン)のサンダルをお預かりしました。

お客様は当店の過去のブログをご覧いただき、都内遠方から修理をお持ち頂きました。

ありがとうございます。P1070098お客様は20年前にBEAMSで購入されて以来、ずっとご愛用されているサンダルとおっしゃっていました。

ユッタニューマンのサンダルが20年前には日本で取り扱いがあったとは知りませんでした。P1070095長年愛用されているのでアッパーが伸びています。P1070096ライニングの革は乾燥と屈曲で割れています。

お客様はこの状態が気になっており「アッパーを新しく作り替えて欲しい」とご相談でした。

サンダルの靴では少々大掛かりな内容の修理になりますが、しっかり修理させて頂きます。P1070097アッパーを作り替える場合は、ソールを剥がす必要があるので「オールソール交換」の修理も含まれます。P1070103サンダルをバラして型紙をとりました。P1070200アッパーに使用した革はオーダーの革見本からお選び頂いたイタリアのオイルドタンニンレザー「ARIZONA」です。

上下に縫いをかけて製作しています。P1070201元のサンダルと同じようにライニングの革もあります。P1070212真鍮釘で固定します。

違和感はございません。P1070218オリジナルと同様に「ビリュケンソール」を取り付けました。P1070217ユッタニューマン特有の「土踏まずのアーチ」もそのままの形状で修理出来るのでご安心ください。

アッパーとソールを交換する大きな修理ですが、見た目も綺麗になります。P1070216完成後にお客様に履いて頂き、見た目、履き心地共に大変喜んでいただけました。

今回は問題ありませんでしたが「アッパーの作り替え」はデメリットもあります。

使用する革の厚み、柔軟性、元のアッパーの状態などにより、新しく作り替えるとサンダルのフィット感が変わります。

「元より若干緩くなる~タイトなフィッティングになる」などサイズ感が上下する可能性もあるので、ご了承いただけた場合はお受けさせて頂きます。

ありがとうございます。

 

ビリュケンソール オールソール交換 ¥8,800(税抜)

サンダルのアッパーの作り替え 使用する革、サンダルのデザインによりますが¥10,000以内ほど

納期 2~3週間

Jutta Neumann(ユッタニューマン)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)