Maison Margiela(メゾンマルジェラ)ジャーマントレーナーの穴が開いたカカト内側を革をあてて補強修理

P1500920 Maison Margiela(メゾンマルジェラ)のメンズスニーカーをお預かりしました。P1500921各ブランドが展開している人気スニーカー「ジャーマントレーナー」です。P1500922 まずは靴底の修理です。P1500923 カカトが擦り減ってきて中の空洞が見えている状態です。P1500924 スニーカーは元々修理をする前提の構造ではないので、完全再現の修理は不可能ですが、出来るだけ違和感がないように修理をさせて頂きます。
P1500925 続いて靴の中、カカト内側です。
P1500926 摩擦により穴が開いている状態です。

この場合、「カウンターライニング」という修理メニューで上から革を被せて修理をしますが、一般的なビジネスシューズと比べ、「形の立体感」「トップライン(履き口)に縫い目がない」「中にクッションが入っている」など修理での難易度が高い構造になります。

このデザインのカウンターライニングは通常より手間暇が大きくかかるため、費用も上がります。P1500970 <after>

カカトは「コーナーハーフ」という修理メニューで部分補強をします。

このフランスTOPY(トピー)社のラバーコーナーハーフは種類が豊富なので、靴底と一番近い色合いのものを使用させていただきました。P1500971 修理痕はどうしても出来ますが、さほど違和感はないと思います。

バランスも戻り、安心して履いていただけます。P1500972 カカト内側も両足補強しました。P1500973 色味が近いレザーで補強をしています。

これで安心して履いていただけます。P1500974店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。

まずはお気軽にお問い合わせください。

ありがとうございます。

 

コーナーハーフ ¥2,200(税抜)

カウンターライニング(今回のスニーカータイプ) ¥5,000(税抜)~

納期 1週間程

Maison Margiela(メゾンマルジェラ)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)