Paraboot(パラブーツ)「ミカエル」薄くなった靴底をオールソール交換の修理方法~その1~

P1360530Paraboot(パラブーツ)のレディース「ミカエル」をお預りしました。

P1360531この度は靴底が薄くなったので「オールソール交換」でお持ち頂きました。

パラブーツを純正ソールでのオールソール交換は出来ないので、別ソールで修理をさせて頂いています。

「カスタム」されるのであれば使用可能なソールはいくらでも選択肢があるのですが、今のイメージで仕上がるのであればパラブーツのソール交換は大きく2つのパターンになります。

本日のブログは2回に分けてパラブーツのソール交換をご紹介します。

P1360532一体型の純正ラバーソールですが、

P1360533カカトだけでなく

P1360534ソール中心部も薄くなっているので

P1360535オールソール交換を進めさせていただきます。

P1360536サイドから見て靴の構造は上から「アッパー」→「レザーウェルト」→「ミッドソール」→「アウトソール」になります。

パラブーツの弾力性のあるラバーソールはミッドソールを残してソール交換をするのが難しいことが多いので、P1360674

靴底を分解して、新しい「ラバーミッドソール」を取り付け、ウェルトと縫い直しました。

P1360673これで靴底の土台が出来、

P1360692<after>

強力な接着剤で新しいラバーソールを接着して完成です。

P1360693使用したのは「ビブラム2070」のラバーソールです。

一体型ラバーソールになり、おそらくビブラム社がパラブーツ用に製造しているものと思います。

P1360694今後ミッドソールを残したままソール交換を繰り返し行えます。

耐久性のあるラバーソールなので擦り減りにも強いと思います。

P1360695これで安心してP1360696履いて頂けますね。P1360697もう1パターンのオールソール交換は次のブログでご紹介します。

P1360698店頭だけでなく郵送でも修理をお受けしています。

まずはお気軽にお問い合わせ下さい。

ありがとうございます。

 

vibram ♯2070 オールオール交換 ¥12,800(税抜)

ラバーミッドソール +¥2,000(税抜)

納期 2週間以内

Paraboot(パラブーツ)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)