PRADA プラダのドライビングシューズを街履き用にオールソール交換の修理

P1080166レディースのPRADA(プラダ)のドライビングシューズをお預りしました。

イタリアらしい良い発色のイエローです。  P1080173お客様は随分前にイタリアで購入されたらしいのですが、長らく履かずに自宅で眠っていたとのことです。

ドライビングシューズのデザインは流行に大きく左右されないと思うので、今履かれてもとても素敵です。P1080172 久しぶりに履く前に修理をお持ち頂いた流れです。

つま先がキズ付いています。P1080171「ドライビングシューズ」はその名のとおり「運転時に履く靴」なので、路上を長時間歩くことを想定して靴が作られているわけではありません。

つま先、カカトに芯が入っていないのと、ソールのラバーの面積も少ないため、歩くと地面と擦れてこのようにダメージが広がります。P1080169お客様は「つま先のキズの補修」でお持ち頂きましたが、補修してもすぐこの状態になり、今よりダメージは広がる一方なので問題は解決しません。P1080168今後はそのようなストレスがなく、快適に履いていただく為に「オールソール」で靴底を作り替える修理をご提案させていただきました。

多少、費用は掛かりますが、これからも愛用していただく為にはベストの選択と思います。P1080271<after>

「合成クレープソール」を使用してオールソール交換をしました。

ソールには一周「マッケイ縫い」をかけています。

ご要望がございましたらレザーのオールソールも可能です。

ですが本来の柔らかく返りのある履き心地を損ねないには、このソールが近いと思います。 P1080269元のソールより幅、厚みが出来たので以前のようにアッパーのつま先部が潰れて地面と擦れる事はございません。P1080270ヒールの形状も作ったので、今後はカカトのトップリフト交換も可能です。P1080268これでようやく安心して履いて頂けます。P1080267店頭での受付だけでなく郵送でも修理をお受けしています。

ドライビングシューズはそのままの状態で履けない事が多いので、オールソールの依頼も多いです。

お電話、またはHPの「お問い合わせフォーム」からお気軽にご相談下さい。

ありがとうございます。

 

合成クレープソール オールソール交換 ¥10,800(税抜)

納期 2週間以内

Prada(プラダ)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)