SCOTCH GRAIN(スコッチグレイン)チャッカブーツをビブラム1002ポストマンソールへ変則カスタムオールソール交換修理

P1490886 SCOTCH GRAIN(スコッチグレイン)のチャッカブーツを神奈川県より郵送でお預かりしました。P1490887 今回は少し変わった内容の修理をご紹介します。

ビジネスシューズの中でもカジュアル感が強いチャッカブーツをお客様好みの仕様に変更することとなりました。P1490888 靴底はスコッチグレインで見慣れたレザーソールですが、P1490889 お客様は別のソールへ変更をする「カスタムオールソール交換」をご希望されました。P1490890 靴の作りは「グッドイヤーウェルト製法」です。

ビジネスシューズでも、ワークブーツでも採用されることが多い「グッドイヤーウェルト製法」です。

同じ製法ですが、ソール交換の場合、ビジネスシューズはビジネスシューズ用の「ダイナイトソール」「リッジウェイソール」などを使用するのが一般的です。

ワークブーツの場合は、ワークブーツ用の「USビブラムソール」を使用します。P1490891 ですが今回のスコッチグレインは、お客様の遊び心もあり、ワークブーツ用のソールでカスタムをすることとなりました。P1490989 使用したのはREDWING(レッドウィング)のポストマンシューズでお馴染みのP1490990 「ビブラム1002ソール」です。

特殊なカスタムは靴の仕上がりのイメージがお客様と共有するのが難しいので、郵送ではお断りさせていただく事もありますが、今回はお客様の熱意と人柄もあり、お受けさせていただきました。
P1490991 ポストマンシューズでは見られないシャープなつま先形状になりましたが、意外と違和感がなく仕上がりました。P1490992 「黒のラバーミッドソール」を挟んでウェルトと縫い、1002ソールを接着するワークブーツで見られる加工方法です。
P1490993 短靴ではなくチャッカブーツなので厚みがあるソールも自然に仕上がったと思います。P1490994 郵送後、お客様からお喜ぶのご連絡をいただきました。P1490995 これで気分新たに履いていただけます。P1490996特殊なカスタムの場合、郵送でのご対応は難しいケースもありますが、まずはお気軽にお問い合わせください。

ありがとうございます。

 

US vibram ♯1002ソール(黒) ¥12,800(税抜)

US vibram ラバーミッドソール(黒) +¥2,000(税抜)

納期 2週間以内

Scotch Grain(スコッチグレイン)の修理事例 | apego(アペーゴ) (apego2015.com)